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執筆者の写真伊藤芳博

在宅勤務

3月で特別支援学校を定年退職したが、どうしても高校で国語の授業がやりたくて、地元のの高校に再任用教員としてフルタイムで勤務を始めた。が、新型コロナウイルスである。感染予防のため、学校は休校、授業はオンライン学習支援となった。

岐阜県は県立学校のWebシステムを昨年度までにほぼ体制を整えていたので、いろいろトラブルはあるが順調に運用できている(全国的にも珍しいと思う)。

さて、教員だが、これも感染予防と誰かが感染しても学校機能が止まらないように3交代制の在宅勤務となった。自宅に授業やオンライン支援の準備などを持ち込んだり、ネット上の教育委員会のキャビネットを利用したりして(そこに学校で仕事データを預けて、家のPCで取り出し、作業後また戻す)、在宅で仕事をしている。もちろん管理職や教務主任、情報担当は、毎日出勤だが。

なんだか、自分が見たかった風景、やりたかった授業ではないなあ。でも、古典など読んだりしながら、ああこういう世界が好きで国語の教師になったんだったと、こころの感触を思い出している。

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